センター長より

社会の様々な分野において情報技術が重要な役割を果たすようになりました。特に、機械学習を中心とした人工知能技術に関しては、近年、次々と実用的な技術が生み出され、実問題への応用に関するニュースが絶えません。このような時代背景のもと、青山学院大学理工学部附置先端情報技術研究センターは、人間情報学、計測と制御、モデリングと最適化、計算知能の4分野を中心とした情報系最先端の研究・教育活動を推進し、その研究成果と人材を社会に還元することを目的として2018年度に設置されました。時代の潮流に乗り遅れることなく、さらなる技術革新を目指し、また、その技術を支える人材への高まる要求に応えることで、青山学院大学発の技術の存在感を一層高められるように、学内外の連携を中心とした研究プロジェクトを促進する基盤・体制の整備を進めていきます。

理工学部 情報テクノロジー学科 教授 大原 剛三