片見彰夫 准教授
指導教員 | 片見彰夫 准教授 |
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研究内容
英語史と語用論研究への新たな視座の提示と考察。文献学と言語学という区分化されがちな英語学の2分野のそれぞれの手法と知見を活かしながら、中世英語の文体、修辞、コミュニケーションの形態を研究しています。
歴史語用論、歴史社会言語学の言語理論を活用しながら同時に、文献を正確に読み込む文献学の手法を用いることで、通時的に英語文体の変遷を辿ります。
一つの例として、読み手、あるいは聴き手へ向けて、作者が及ぼそうとした説得や指示という発話行為が挙げられます。テキストの背後に存在する情報の受け手、そして社会の実相への理解が深まり、歴史的なコミュニケーションの形態の一端を明らかにすることを目的としています。コンピューターコーパス等を活用して、通時的傾向を明らかにしながら、共時的には写本の比較も行い、各写本の異同の様態も探りながら、その背景を明らかにしていきます。
※外部資金獲得 「英語史における意思伝達の文体に関する実証的研究:歴史語用論と比喩表現を通して」(学術研究助成基金(基盤研究C)研究代表者(単独))2019/4~ 2022/3
研究者情報
准教授:片見彰夫 | |
学位 | 博士(文学) |
所属学会 | Poetics and Linguistics Association(PALA) 日本英文学会 日本英語学会 日本中世英語英文学会:学会誌編集委員長 近代英語協会:学会誌編集委員長 英語史研究会 日本歴史言語学会:設立発起人 日本語用論学会 English Research Association of Hiroshima(ERA) |
研究分野 | 英語史、英語学、文体論、語用論 |