福嶋裕子 教授
指導教員 | 福嶋裕子 教授 |
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研究内容
聖書学という学問分野のなかで、新約聖書とキリスト教の諸起源を専門としております。紀元前二世紀から紀元後二世紀の時代、ローマが台頭し、帝国を築く時代のパレスチナの歴史的な状況を踏まえて、聖書がどのように記され、編纂され、正典という位置付けを得るようになったかということが大きなテーマです。わけても女性の目に最初期のキリスト教は、どのように映ったのだろうかということに関心を寄せています。
博士論文の指導教授は、エリザベス•シュッスラ•フィオレンツア(Elisabeth Schüssler Fiorennza)、サブの指導教授は、カレン•キング(Karen King)でした。どちらの教授からも初期キリスト教の歴史というものを包括的に考察することを教えられました。
研究者情報
教授:福嶋裕子 | |
学位 | Th.D.(神学博士) |
所属学会 | 日本新約聖書研究所、日本基督教学会、中世哲学会 |
研究分野 | 聖書学 |