学部長ご挨拶
これからは専門性の時代です!
- ゆるぎない基礎力を涵養する充実した教育プログラム
- 各分野の専門性を獲得できる充実した研究環境
- 学部附置研究センターから広がる最先端研究
これからは専門性の時代です。高度情報化が急速に進む中、現代社会は様々な問題に直面していますが、それらの問題に取り組むために多様な分野領域の高度な専門性が必要となってきており、中でも、科学技術の重要性はよりいっそう高まっています。本学理工学部では、7つの学科において各学術分野の専門性を獲得するための充実した教育・研究環境が整備されており、約135名の教員が学生に対して熱意をもって教育・研究に取り組んでいます。教育では、3年次までは理工学の基盤となる必修科目をはじめ、学生自身の興味に合わせて選択できる選択必修科目を多く設けており、各学科において確かな基礎学力に基づいた専門性を養うことができます。また、全学部共通教育システムの青山スタンダードでは、専門分野を超えた豊かな教養やコミュニケーション能力等を身に着けることができます。この他にも、2年次から自らが興味を持った対象に積極的にチャレンジできる「理工学高度実践プログラム」や、海外留学にチャレンジする「理工学国際プログラム」など、学生一人一人にあったプログラムを展開しています。
本理工学部は、4つの先進的な研究センター(先端技術研究開発センター / CAT: Center for Advanced Technology,先端情報科学研究センター/CAIR: Center for Advanced information Technology Research、ライフサイエンス研究センター/LSC: Life Science Research Center、及び機器分析センター)を附置しており、「世界をリードする研究」・「外部に開かれた研究」を基本理念に多彩な研究開発が展開され、数多くの成果を上げてきました。さらに、他大学や企業等との共同研究も積極的に行っており、その研究テーマは、最先端の基礎研究から実用化を目指したものまで多岐にわたります。学生にとっては4年次から始まる卒業研究において、これらのテーマに接することで大きな成長を実感でき、今後の飛躍への一歩を踏み出すことができます。
このような理工学部の充実したカリキュラム・研究環境の中で、ゆるぎない基礎力と専門性を養い、さらにクラブ・サークル活動等を通じて自分の可能性を広げることができます。本理工学部において、実りある大学生活が送れることを約束します。
学部概要(学科紹介)
沿革
1965年 | 大学廻沢キャンパス(1971年世田谷キャンパスに改称)を開学し、理工学部(物理学科、化学科、機械工学科、電気電子工学科、経営工学科)を置く |
1970年 | 理工学研究科(物理学専攻、化学専攻、機械工学専攻、電気電子工学専攻、経営工学専攻)修士課程を開設 |
1971年 | 理工学研究科(物理学専攻、化学専攻、機械工学専攻、電気電子工学専攻、経営工学専攻)博士課程を開設 |
1986年 | 学生入学定員を物理学科・化学科各80名を90名、機械工学科・電気電子工学科・経営工学科各80名を100名に増員(学部計480名) |
1987年 | 学生定員を機械工学科・電子電機工学科・経営工学科各100名を110名に臨時的増員(学部計 510名) |
1997年 | 理工学部附置先端技術研究開発センター設置 |
2000年 | 機械工学科、経営工学科を改組し、機械創造工学科、経営システム工学科、情報テクノロジー学科を設置 |
2002年 | 21世紀COEプログラムに採択 |
2003年 | 世田谷キャンパスを閉鎖し、相模原キャンパスを開設。理工学部および理工学研究科を相模原キャンパスに移転し、全学生の就学キャンパスとなる。理工学部附置機器分析センター設置 |
2004年 | 物理学科、化学学科を改組し、物理・数理学科、化学・生命科学科を設置。理工学研究科を改組し、1専攻8コース(基礎科学コース、化学コース、機能物質創成コース、生命科学コース、電気電子コース、機械創造コース、知能情報コース、マネージメントテクノロジーコース)を設置 |
2006年 | 理工学研究科博士前期課程の学生定員を80名から160名に拡充 |
2011年 | 理工学部の学生定員の増員(495名から595名に増員) |
2014年 | 理工学部に理工国際コースと高度実践コースを設置 |
2018年 | 理工学部附置先端情報技術研究センターを設置 |
2021年 | 物理・数理学科をより専門性の高い2学科「物理科学科」と「数理サイエンス学科」に改編 |