青山学院大学 理工学部

DEPARTMENT物理科学科によせられる
代表的な質問

物理科学科によせられる代表的な質問

Q1. 卒業後の進路には、どのようなものがありますか?

主な就職先としては、製造業やサービス業、金融などがあります。中学・高校の教員になる人や、学院へ進学する学生も少なくありません。企業からは、「大学で物理の基礎的訓練を積んだ学生は新技術開発の際に能力を発揮してくれる場合が多く、またそれを期待している」という声が聞かれます。

Q2. 実験や実習、演習科目が多いのは、なぜですか?

自然の法則は、多くの実験を重ねることで確立されてきました。このことを追体験できるよう、実験科目を豊富に設けています。また、物理学の基礎概念は、具体的な問題を解くことで一層深く理解することができます。そのため、実習、演習科目が数多く設けられています。

Q3. 高校で勉強した物理とどこが違うのですか?

高校で学ぶ内容は、物理学の入り口です。大学では、極微の世界を記述する量子力学や、ミクロとマクロの橋渡しをする統計力学、時間と空間の概念に革新をもたらした相対性理論などの専門的な内容を学習します。少数の基本法則から多様な現象を解明する物理学の醍醐味を味わうことができるでしょう。

Q4. 物理を学んで何か得することはありますか?

物理学は自然科学の基礎を担う学問で、物理学なくして科学・技術の発展はあり得ません。大学で基礎を徹底的に学ぶ姿勢は何事にもつながっていきます。卒業後にどのような進路に進むにしても、大学で学ぶ物理学の考え方は役に立つことでしょう 。

Q5. 宇宙に興味があります。最先端情報にふれる機会はありますか?

3年次の履修科目として「宇宙物理」があり、様々な天体現象を物理学的にどのように理解すればよいか?について学びます。宇宙を理解するための考え方や対象へのアプローチ方法を紹介し、宇宙物理学の醍醐味を伝えます。太陽、銀河、銀河団といった各階層の基礎知識、電波からγ線までの波長領域で得られた観測結果や最新の宇宙論まで学びます。

Q6. 研究室には、どのような分野がありますか?

本学科の研究室は、物性物理学理論2、物性物理学実験2、生物物理学理論1、生物物理学実験2、原子・分子・光物理学実験1、宇宙物理学理論1、宇宙物理学実験2の構成となっています。どの研究室も世界レベルの研究開発に取り組んでおり、JAXA・宇宙航空研究開発機構をはじめとした国内外の研究機関との共同研究も活発に行っています。